事例写真紹介

屋根裏のアライグマ捕獲

作業内容
インターネットを見ていただき連絡がありました。
ありがとうございます。
夜な夜な屋根裏を大きな動物が歩いていると連絡がありました。
早速、調査に伺い天井裏を見せていただくとアライグマの糞がありました。
犯人はアライグマでした。外の屋根を見せていただくと屋根の瓦にも糞が沢山ありました。
詳細
アライグマはアライグマ回虫、狂犬病、レプトスピラ症などの人畜共通感染症をもつ動物です。
アライグマ回虫は、人体に感染すれば死亡リスクがあり、アメリカでは幼児の死亡例があります。
今のところ日本では感染例がなく、アライグマ回虫が寄生した野生アライグマは確認されていません。
日本国内の動物園で飼育されている個体の約40%に寄生していたという調査結果がでています。
狂犬病に関して北米ではアライグマが最も高い割合を占めています。

病原性レプトスピラは、日本では北海道や神奈川県などの野生のアライグマから報告されています。
アライグマの消化管内部には多数の線虫や吸虫、鉤頭虫が寄生しています。
こうした感染症の予防のためには、病原体が含まれている可能性のある排泄物や血、もしくはそれらで汚染された土などは素手で触らないようにし、使用した衣類や道具は消毒することが重要です。