事例写真紹介

工場のオオスズメバチ駆除

作業内容
インターネットを見て連絡がありました。
とても大きいハチが土の中から出入りしているとの一報でした。
オオスズメバチではないかと思い現地に調査に行くとやはり、オオスズメバチ
詳細
オオスズメバチは、木の根元などの土の中、樹洞などの閉鎖空間に巣を作ります。
巣は枯れ木などから集めた繊維を唾液のタンパク質で固め、和紙のようにし、これを使用し六角形の管を作っていきます。この管が多数集まった巣盤を、数段つらねます。

日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒をもち、攻撃性も非常に高く、毒針による攻撃のほか、同時に強力な大顎で攻撃対象の皮膚を大きくえぐるといった行動もあるので、大怪我をします。
また、この毒液中にはアルコールの一種からなる警報フェロモンが含まれていて、巣の危機を仲間に伝える役割を果たしています。
狩りをする時は、時速約40kmで飛ぶことができ、一日約100kmもの距離を飛びます。

秋口のは、大型昆虫が減少し、大量の雄蜂と新女王蜂を育てなければならない為、攻撃性が非常に高まり、ミツバチやキイロスズメバチといった巨大な巣を作る社会性の蜂の巣を襲撃することで需要を満たします。

これらの巣を全滅させた後は、主に占領した巣の中から大量の生きたさなぎや幼虫を肉団子にしつつ運び出し、雄蜂と新女王蜂になる幼虫に与えます。
活動時期は6月から11月末まで活動します。
くれぐれも山に入った際には気をつけて下さい。